減便と減車、GWも継続 ウポポイ開業で「すずらん」2本再開 島田社長会見

減便と減車、GWも継続 ウポポイ開業で「すずらん」2本再開 島田社長会見
新型コロナによる特急列車への影響を説明する島田修社長

 JR北海道の島田修社長は3月31日の記者会見で、24日まで予定の特急列車の減便と減車を、春の大型連休(GW)が終了する5月6日まで継続すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた措置で、このまま6月まで減便・減車を続けた場合、影響額は130億円に上る見通しという。島田社長は「1月からの感染拡大で人的、経済的被害はかつて経験したことのないほど深刻。GWは訪日外国人旅行者(インバウンド)の乗車は期待できない」と述べた。

 減便を継続するのは、札幌―旭川間の「ライラック」と「カムイ」が1日計10本、札幌―室蘭間の「すずらん」、札幌―函館間の「北斗」、札幌―函館間の「とかち」がそれぞれ4本。「すずらん」は23日まで6本の減便だが、民族共生象徴空間(ウポポイ)の開業に合わせ、2本の運転を再開する。

 減車を継続するのは、札幌―釧路間の「おおぞら」、札幌―函館間の「北斗」。「おおぞら」は自由席を1両減で、「北斗」は5日まで1両減、6日以降は2両減で運転する。

 5月7日以降の減便・減車は現在検討中。同6日まで減便対象となっている特急列車は、同7日以降の指定席の販売を中止している。

 島田社長は「3月19日に緊急事態宣言が解除された後、利用者が多少戻ったところもあるが、大勢は変わらない」と話す。新型コロナウイルスによる影響額は、3月が33億7000万円と推計。4、5月はそれぞれ28億円、6月は27億円と見込んでいる。

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