苫小牧市見山町に住む岡部鈴子さん(83)が昨年10月から自宅で育てていたキアゲハが羽化した。鮮やかな黄色い羽を広げると6センチほどの大きさで、飼育箱を時折開けては手に乗せて楽しんでいる。
岡部さんは町内でニンジンを育てており、15年ほど前から畑でキアゲハの幼虫を採取し自宅で飼育してきた。羽化した後は、暖かくなるまで待って空へ放す。「飛び立つときに『ありがとう』とばかりに周りを羽ばたいてくれることもある」とほほ笑む。
昨年は6匹を見つけ、段ボール箱で作った飼育箱で「キイちゃん」と名付けて見守ってきた。新鮮なニンジンの葉を毎日与え、12月にさなぎに。これまでに2匹が羽化したという。岡部さんは「手を掛けて育てた分、かわいらしく思える」と話し、残る4匹の羽化も心待ちにしている。



















