札幌市などは3日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、6月10~14日に開催予定の北海道の初夏の風物詩「第29回YOSAKOIソーラン祭り」を中止することを決めた。中止は1992年の開始以来初めて。
市中心部の会場で開かれる祭りでは、約280チーム、約2万8000人の参加を見込んでいた。昨年は211万人の観客が訪れた。
祭りを主催する札幌市や組織委員会などは、北海道内外から参加者や観客が集まる会場での感染拡大や感染者集団「クラスター」の発生を懸念。屋外でも大人数が密集する祭りの開催を不安視する声もあり、市民の理解を得られないと判断した。
組織委の担当者は「開催に向けリスクをどう減らせるか考えてきたが難しかった。無念だ」と話した。
苫小牧市内で唯一のチーム「夜桜金魚とまこまいJAPAN」の岸塚るみ子代表は、「オリンピックも延期となり、まつりはできないと思っていたが寂しい」と残念がる。すでに今年発表する楽曲や衣装が完成しており「メンバーもショックだと思う。新型コロナが終息したら、万全の演舞を披露できるようしっかり準備したい」と前を向いた。
















