昭和の苫小牧駅前ジオラマで再現 青山さんが7年かけ制作、市美術博物館で来月中旬まで

昭和の苫小牧駅前ジオラマで再現 青山さんが7年かけ制作、市美術博物館で来月中旬まで
精巧に作り上げられたジオラマと作者の青山さん

 昭和30年代後半の苫小牧駅前の街並みを再現したジオラマ模型が、市美術博物館のロビーで展示されている。元中野町の会社員、青山博文さん(56)が約7年かけて完成させた大作。かつての駅舎をはじめ、駅近くにあった苫小牧東高校、駅前通りに並ぶ店舗などを精巧に作り上げ、来館者を楽しませている。展示期間は5月中旬ごろまでの予定。

 ジオラマは150分の1スケールで、台座の大きさは横幅約2メートル、奥行き約1メートル。旧苫小牧駅南側の駅前通りに渡辺待合、大三旅館、三星などの店舗が軒を連ね、人々や自動車が行き交う様子を再現。王子製紙の社宅や王子倶楽部、苫小牧東高校の旧校舎なども並ぶ。

 ジオラマ模型作りを得意とする青山さんは、自宅でこつこつと制作に取り組んできた。中でも、昭和30年代後半の苫小牧駅前の再現には熱中し、写真や地図、8ミリフィルムの映像など多くの資料を参考に完成させたという。

 青山さんからの申し出で企画は実現したが、同館は新型コロナウイルスの感染防止策で臨時休館に。再開した3月24日から、ようやく展示が始まった。

 青山さんにとって、公共施設での作品展示は初めて。「苫小牧駅周辺がかつてのにぎわいを取り戻し、もう一度活気あふれる地域になることを願って作り上げた。ぜひ多くの人に見てもらいたい」と話している。

 問い合わせは同館 電話0144(35)2550。

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