北洋銀行は、2020年の道内企業の雇用動向と新卒採用調査結果を発表した。人員が「過剰」とした企業の割合から「不足」とした企業の割合を引いた「雇用人員判断DI」は、前年同期比8ポイント上昇のマイナス47に。過去最低だった18年と19年(共にマイナス55)から上昇し、人手不足感は高水準ながらも09年以来、11年ぶりに緩和に転じた。
調査は2月中旬~3月中旬に、691社を対象に実施。368社から回答を得た(回答率53・3%)。2月中に回答している企業も多く、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現在はさらに雇用に過剰感が出ている企業もあるとみられる。
業種別の雇用人員判断DIでは、主要8業種のうち、7業種でマイナス幅が縮小。特にホテル・旅館業は前年から39ポイント上昇し、マイナス44まで人手不足感が緩和。運輸業(21ポイント上昇のマイナス63)や食料品(20ポイント上昇のマイナス37)、小売業(15ポイント上昇のマイナス38)も縮小幅が大きかった。これに対し、木材・木製品のみ17ポイント下降しマイナス52と人手不足感が強まった。
今春に新卒を採用した企業は前年比2ポイント上昇の39%。採用予定人数に対する充足率は、「予定通り」の企業が47%と前年同期比で9ポイント上昇した。主要8業種のうち食料品(47%)を除き、運輸業(60%)、卸売業(58%)、建設業(52%)、小売業(50%)など7業種で前年を上回った。
















