道と札幌、旭川の両市は15日、新たに20~80代の男女23人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。道内の1日当たりの感染者数としては9、14日の18人を上回り、最多。入院していた男性(年齢・居住地は非公表)1人が亡くなり、道内での死亡者は計14人に。新規感染者が急増する札幌市は、記者会見で「第2波が来ている」との認識を示し、道も「非常に危ない状況になってきている」と危機感を強めている。
札幌市は、過去最多の16人の感染を発表。クラスター(感染集団)が発生した札幌呼吸器科病院では、新たに70代の無職女性と80代の無職男性の入院患者、30代の男性看護師の3人の感染が確認された。いずれも軽症という。同病院関連の感染者は計28人となった。
この他、大学職員男性(年齢非公表)も14日のPCR検査で陽性が判明。この男性は北海道教育大学札幌校の本部事務局に勤める職員であることを大学側が発表。体調不良を訴えた9日以降、出勤していないという。
一方、道は6人の感染を確認したと発表。すでに5人が感染している上川管内上富良野町のタクシー会社「十勝岳ハイヤー」では、新たに70代の男性社長と60代の男性乗務員の感染を確認。道では「クラスターの可能性が高い」として調査している。
この他、札幌呼吸器科病院から転院し、13日に死亡した80代の男性感染者の治療に当たっていた北広島病院(北広島市)の40代の男女看護師2人(居住地は岩見沢市と北広島市)も感染。空知管内月形町の月形刑務所に勤務する20代の刑務官男性や、富良野市の40代の会社員男性も15日に陽性が判明した。
旭川市は、20代の会社員女性の感染を確認した。
これで道内の感染者数は延べ313人(実人数310人)。退院を含め治療を終えたのは164人。入院患者数は135人で、6人が重症となっている。道内では感染者用病床を約300床確保しているが、記者会見で道保健福祉部の広島孝技監は「現時点ではまだ大丈夫だが感染者がこのまま増え続ければ、患者が集中する札幌市などで病床確保が厳しくなる」との見解を示した。
















