苫保健所でPCR検査 2回目の確認検査に対応、1日最大10件を受け入れ

苫保健所でPCR検査 2回目の確認検査に対応、1日最大10件を受け入れ
苫小牧保健所のPCR検査機(提供)

 新型コロナウイルスの感染確認ができるPCR検査機を持つ道内10カ所の道立保健所が、同検査の受け入れ対応を進めている。苫小牧保健所は初期段階ではなく、症状が治まった入院中の患者に対する2回目の確認検査を行う。道の担当者は「各保健所が地域事情に合わせた準備を進めている。感染者増加に備え、早期に体制を整えたい」としている。

 PCR検査に対応する機器を持つ道立保健所は苫小牧、北見、釧路、渡島、室蘭、岩見沢、倶知安、上川、帯広、稚内の10カ所。普段はノロウイルスなどの確認検査に使っているが、新型コロナウイルスの感染者急増を受け、道の対策本部が検査対応を進めるよう指示した。

 PCR検査は、感染の疑いがある新規の疑似症患者に行うほか、発熱などの症状が治まった入院患者に24時間の間隔を空けて2度実施する「確認検査」がある。苫小牧保健所は13日に道から連絡があり、管轄する1市4町(苫小牧市、白老町、厚真町、安平町、むかわ町)で確認された陽性患者を対象に、13日から2回目の確認検査を行う体制を取るよう指示を受けた。

 担当者によると、これまでは札幌の道立衛生研究所に検体を送っていたが、同保健所では臨床検査技師3人体制で1日最大10件の検査に対応。検査結果が出るまでの時間を1日短縮できることから「退院が早まることで患者と感染症指定医療機関の負担が軽減でき、適切な重篤患者の対応にもつながる」と話す。

 苫保健所管内では3月16日以降、新たな感染者はなく現在は検査能力に余裕がある状態。今後、感染者急増などの事態も想定されるが「道対策本部の判断によるが、初期段階の検査に対応することも可能」としている。

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