スマホ・ネットで遠隔授業 休校中の学習機会確保 苫小牧高専

スマホ・ネットで遠隔授業 休校中の学習機会確保 苫小牧高専
オンライン授業を行う苫高専の高橋教授

 新型コロナウイルスの感染拡大を避けるため、今月10日から臨時休校に入っている苫小牧工業高等専門学校(小林幸徳校長)が、15日からスマートフォンやパソコンを通じたライブ中継の遠隔授業を進めている。リアルタイムで会話ができるチャット機能を使い、質問などにも対応。学年ごとに時間割を決め、課題提出で出席扱いとするなど5月1日まで学ぶ機会を継続している。

 遠隔授業は時間割に沿って月曜から金曜まで毎日行う。生徒の負担などを考慮し、全学年で週5日のうち少なくとも2日間は昼までに終わるよう設定。課題などの提出を通じて学生の理解度把握に努めている。

 リアルタイムで授業が受けられない学生には講義資料を提供し、小テストなどを出すことで出席扱いとしており、「毎日授業を行うことでリズムを崩さないことにもつながる」(担当者)と語る。

 事前調査では約7割の学生がパソコンのインターネットから受講可能で、スマートフォン利用も3割弱という結果となった。今月15日の遠隔授業の受講率は95%と高い割合を示したという。

 自宅にインターネット環境がなく遠隔授業を受けられない一部の学生に対しては、課題の郵送や録画したオンライン授業の映像提供、臨時休校解除後の課題提出および補講なども含めて柔軟に対応する考えだ。

 創造工学科の高橋労太教授(44)はチャット機能を活用することで質問なども受けられるとし、「普段の授業よりも反応が分かりやすい」と話している。

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