外出自粛要請・初めての週末 観光施設は普段より客足少なく

外出自粛要請・初めての週末 観光施設は普段より客足少なく
外出自粛の週末を迎え、客足が少ない道の駅ウトナイ湖=18日午前9時45分ごろ

 政府の緊急事態宣言がすべての都道府県に拡大されてから、初めての週末を迎えた苫小牧市内。外出自粛の呼び掛けが強まったこともあり、市内の観光施設の客足はまばらな状態が目立った。市民からは自宅ごもりや人混みを避けた外出など自衛策を意識する声が多く寄せられる一方、売り上げが激減している自営業者などは厳しい表情だ。

 市内を代表する観光スポット、道の駅ウトナイ湖。午前9時の開店から30分ほどで約100人が訪れたが、買い物を済ませると足早に帰る人が多い。以前の土曜日と比べても入り込みは少なく、自粛が進んでいることを実感する。

 1歳の長女と立ち寄ったという苫小牧市東開町の会社員、山内加奈さん(26)は「家にこもってばかりいるとストレスになる。人混みの少ない場所で買い物を兼ねて散歩に来た」と語り、普段の生活は「外食を避けて家で過ごすようにしている」という。

 明野新町の西村一男さん(66)は家族の送り迎えの帰りに道の駅を利用。「自粛には賛成。きょうは用事で外に出たけど、普段は感染リスクを避けるため週1回の買い物以外は出ない」と話した。

 道の駅内のすし店海鮮パーク、滝本博代表(72)は「売り上げに影響が出ている。これからどうなるのだろう」と不安な様子で語る。西村宏基駅長は「通常の土日はもっと混雑しているが、感染拡大防止のためには我慢が必要な時期だ」と受け止める。

 一方、長期化する自粛生活に対し、拓勇東町の会社員、上田真司さん(35)は食料や日用品の買い出し以外の外出を控えてきた。スーパーやドラッグストアも混雑を心配し「ネット通販で買い物することも考えている」と話す。

 ときわ町の無職、黄金政年さん(77)は「これまでも外出機会は通院や散歩くらいで、ほとんど家にいた。読書やパズルなど自宅で楽しめることをしたい」と語った。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る