苫小牧市教育委員会は毎年5、6月に実施してきた市内小中学校の体育行事について、開催可否の検討を進めている。北海道教育委員会が新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、これらの学校行事を当面見合わせるよう要請しているため。道教委はまた、宿泊を伴う修学旅行も同様の対応を求めており、市教委は今後の感染状況なども見ながら判断する方針だ。
市教委によると、苫小牧市内では5月に中学校の体育祭、6月に小学校が運動会を行うのが一般的。ただ、現在は道教委の要請で5月6日まで臨時休校措置が取られており、例年通りで開催する場合、中学校は再開後の準備期間が短いなど課題がある。
また、行事の延期が増えた場合、2学期以降の授業に影響する可能性もあり、市教委の担当者も「非常に厳しい状況。総合的に見て判断するしかない」との見方を示す。
例年5月ごろに実施する中学校の修学旅行も「当初は7月以降の延期を検討していたが、再協議せざるを得ない」(担当者)という状況だ。旅行先も東北や東京が多いが、本州では感染者が急増中。政府の移動自粛要請などもあり、当面は延期する見通しが濃厚だ。生徒らにとっては大切な学校行事だが、担当者は「現時点で先行きは全く不透明だ」と話している。
















