鈴木直道知事は23日、第1回臨時道議会を28日に招集することを告示した。会期は同日開いた議会運営委員会で1日間とすることで内定した。新型コロナウイルス感染症の緊急対策第2弾として784億円を計上した2020年度一般会計補正予算案を提案する。融資枠を含めると対策規模は3316億円となる。
新型コロナウイルスに関する道の緊急対策は3月に続く第2弾となり、補正予算案は▽感染拡大の防止と医療提供体制のさらなる強化▽経済活動の維持・継続▽学校・社会生活の維持と安全・安心の確保―の3本を柱に編成。道の今年度一般会計は、今回の補正で総額2兆9246億円となる。
緊急対策第2弾の道が支出する「真水」の784億円の補正は、国の臨時交付金などを活用。休業協力・感染リスク低減支援事業費として75億8000万円を計上。政府の緊急事態宣言に基づき、鈴木知事が休業要請した施設のうち、要請に応えた施設に10万~30万円を「支援金」として支給する。
中小企業総合振興資金の貸付金としては509億円を盛り込んだ。国の利子補給・保証料補助制度の創設に伴い、実質無利子・保証料なしの新たな資金として新型コロナウイルスが経営を圧迫する企業を支援する。
臨時休校に伴う放課後児童クラブを支援する経費に4億円を計上。軽症者をホテルなどが受け入れる宿泊療養の経費として23億円を盛ったほか、医療従事者が長時間勤務で帰宅が困難になった場合の宿泊経費に6200万円を計上した。
この他、新千歳空港にサーモグラフィーを緊急的に設置する事業費6700万円を計上。道立保健所や道立衛生研究所が感染症患者に対応する経費として6億8000万円を追加補正。幼稚園や道立学校、社会福祉施設がマスクや消毒液などを購入する経費4億9000万円を盛り込んだ。
道の新型コロナウイルスに関する緊急対策は3月の第1弾と合わせ、これで予算は1064億円。融資枠を含めた対策規模は3545億円となる。
















