3月の乗降客71%減 減便、運休相次ぐ 新千歳航空概況

3月の乗降客71%減 減便、運休相次ぐ 新千歳航空概況

 国交省新千歳空港事務所は、新千歳空港の3月の航空概況を発表した。乗降客は前年同月比71・3%減の59万8715人。国内線は66・6%減の58万2810人、国際線は95・3%減の1万5905人にとどまった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、航空需要が激減。国際線については、各国の渡航制限や航空会社の運休で3月下旬から全休状態が続いていることも大きく影響した。

 感染拡大で旅行や出張を控える動きが加速し、航空各社による減便も相次いだ国内線は羽田線69・6%減の25万9348人、伊丹線72・5%減の2万7777人、関西線60・7%減の4万2318人、福岡線63・5%減の2万3082人、成田線55・2%減の8万665人、中部線72・8%減の3万9767人、仙台線58・2%減の2万9290人となっている。

 国際線は中国線が98・9%減の525人、韓国線が98・4%減の1765人、台湾線が97・5%減の1892人、香港線が86・7%減の4201人、タイ線が97・6%減の1210人。この他、シンガポール、マニラ、ヘルシンキ、シドニー、ホノルルなどの各路線の合計は、74・5%減の6312人だった。

 中国が1月下旬から海外への団体旅行を制限し、日本政府は3月上旬から中韓便の発着を成田と関西に限定する措置を実施。その後、タイやフィンランド、フィリピンといった各国の航空会社も相次いで運休を決め、乗降客が激減した。

 同事務所は「海外の航空会社が乗り入れず、国内線も減便が続いた」と指摘。「4月も国内線の便数はかなり減り、国際線は全休という厳しい状況」としている。

 発着便数は国内線が18・2%減の9202便、国際線は86・3%減の260便だった。

 郵便を除く貨物の取扱量は国内線が19・6%減の9838・5トン、国際線は68・8%減の413・5トン。国内線、国際線の合計は24・4%減の1万252トンだった。

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