北海道財務局は3月中旬~4月中旬に、道内企業を対象に実施した「新型コロナウイルス感染症による企業活動への影響とその対応」の調査結果を発表した。全体の71・2%の企業が「売上高は減少している」と回答。感染拡大防止へ向けた取り組みとしては、在宅勤務などテレワークを実施している企業は14・7%にとどまっている。
調査は製造業33社、非製造業91社の124社を対象に実施し、104社が回答した。
企業活動(売上高)への影響では、「2~5割程度の減少」が29・8%で最も多い。「5割以上の減少」(23・1%)と「2割以内の減少」(18・3%)を合わせ、全体の7割以上が売上高が減少している。5割以上減少した企業からは「外出自粛要請が出された後は極端に客足が減り、3月は売り上げが8割以上減少、団体は9割がキャンセルとなっている」(飲食サービス)など深刻な声が寄せられている。
これに対し、売上高が「増加した」と回答した企業も11・5%に。「緊急事態宣言により外出自粛の動きが強まった影響で、スーパーへ客が流れている状況にあり、買いだめなども発生し売り上げは増加している」(小売業)との声も上がっている。
感染拡大防止に向け、77%の企業が「何らかの取り組みを実施している」と回答。具体的な内容では(1)マスク着用・手洗い・消毒などの徹底(38・9%)(2)時差出勤・休暇取得(37・9%)(3)会議や面談の自粛(21・1%)(4)健康管理(検温など)強化(16・8%)(5)テレワーク(14・7%)―の順。
会議や面談の自粛に関しては「4月以降の会議の中止や延期、またはテレビ会議やウェブ会議への変更を行っている」(建設業)との声も。テレワークについては「在宅勤務ができる環境はこれまであまり整っていなかったが、これを機に多くの社員が利用できるようにした」(その他の運輸業)と積極的に導入した企業もある。
















