2020年 春の叙勲

2020年 春の叙勲

 政府は29日付で、2020年春の叙勲受章者を発表した。東胆振では、地方自治や消防などの分野で功績、功労があったとして6人が受章した。登別市や日高管内からも計6人が受章した。

旭日小綬章

アイヌ施策推進功労

北海道アイヌ協会理事長

加藤(かとう)  忠(ただし)さん(81)

白老町末広町4の8の4

 内閣官房アイヌ政策推進会議委員として、アイヌ民族を先住民族に位置付けた新法制定や民族共生象徴空間(ウポポイ)の実現に尽力した。「アイヌ民族は苦難の道を歩んだが、共生社会に向けてようやく前進してきた」と感慨深げに語る。2004年、道アイヌ協会理事長に就任し、多様性や異文化を認め合う社会づくりに奔走した。「家族の支えに感謝している。アイヌ民族の明るい未来を思い、できることをしたい」と言う。

瑞宝小綬章

教育功労

元公立高等学校長

吉谷(よしたに) 啓一(けいいち)さん(79)

苫小牧市宮前町3の3の22

 1963年から2001年3月まで、道内の工業高校を中心に教職生活を歩んできた。苫小牧工業高校で教壇に立ったこともあり、函館工業高校を最後に退職した。

 生徒を自宅に招いたり、卒業後にも訪ねたりと、学校を離れても教え子をいつも気に掛けてきた。「生徒との出会いは、一生忘れることができない思い出だ」と目を細める。「なかなかもらえる章ではない。恵まれている」と喜びをかみしめる。

瑞宝双光章

更生保護功労

保護司

菅原(すがわら) 正良(まさよし)さん(73)

苫小牧市新富町2の12の7

 「対象者が更生できたと実感したとき、保護司のやりがいを感じてきた」と振り返る。「自分一人の力によるものではなく、家族や他の保護司の協力があってこそ。更生保護の活動に携わる人たちの励みとなれば」と感謝を述べる。

 1989年から31年間活動を続けてきた。苫小牧地区保護司会長で、全国保護司連盟副理事長なども兼任している。「今後も地道に、自分らしく笑顔で活動を続けていきたい」と話した。

瑞宝単光章

専門工事業務功労

苫小牧東京重機

移動式クレーン運転士

小椋(おぐら) 克仁(かつひと)さん(59)

苫小牧市新開町1の2の7

 1984年に移動式クレーン運転士免許を取得し、90年に苫小牧東京重機に入社。道内外で建設業務に従事し、苫東厚真火力発電所4号機や苫小牧市立病院の新築工事にも携わった。「人命に関わり緊張する時間が多いが、会社のおかげで伸び伸びと長く続けてこられた」と語る。

 現在は500トンのクローラークレーン操縦と部下の指導を担当。「実感が湧かず驚いている。後進へ技術を伝えていければ」と気を引き締めた。

瑞宝単光章

消防功労

元苫小牧市消防団分団長

出口(でぐち) 義勝(よしかつ)さん(71)

苫小牧市宮前町5の8の8

 1982年2月、友人の紹介で34歳の時に入団。2016年3月に退団するまで34年間、消防団活動に携わってきた。四半世紀ほど前にあった錦町の店舗火災や王子製紙の古紙ヤードの放火事件で夜を徹して消火に当たったことが忘れられないという。

 第四分団(現新富分団)の名前では最後の分団長を09年4月から7年間務めた。「一人でもらったものではない。団員、会社の仲間、家族の支えと協力のたまもの」と話す。

旭日中綬章

地方自治功労

元道議会議員

酒井(さかい) 芳秀(よしひで)さん(75)

新ひだか町静内山手町3の11の4

旭日小綬章

地方自治功労

元登別市議会議員

松山(まつやま) 哲男(てつお)さん(70)

登別市千歳町4の5の89

旭日双光章

地方自治功労

元日高町長

三輪(みわ)  茂(しげる)さん(71)

日高町緑町41の20

瑞宝双光章

中小企業振興功労

消防功労

新冠町商工会会長、日高中部

消防組合新冠消防団団長

橋本(はしもと) 正美(まさよし)さん(71)

新冠町本町39の4

瑞宝単光章

消防功労

元胆振東部消防組合安平消防団分団長

大塚(おおつか)  武(たけし)さん(70)

安平町追分向陽989

瑞宝単光章

国勢調査功労

元国勢調査員

立中(たてなか) 柳二(りゅうじ)さん(79)

新ひだか町東静内26

瑞宝単光章

消防功労

元日高中部消防組合新冠消防団分団長

山岡(やまおか) 隆幸(たかゆき)さん(76)

新ひだか町静内柏台1の45

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