北海道電力の藤井裕社長は4月30日、本社ビルで記者会見を開き、10年後を見据えた「ほくでんグループ経営ビジョン2030」を発表した。時期は明示しないものの泊原発が全基再稼働することを前提に、再稼働前の年間連結経常利益は230億円、再開後は約2倍の450億円を目指している。
重点新規事業として、同社初となる海外での発電事業に取り組むなど、事業エリアを拡大していく。メキシコでの太陽光発電所の運営参画に向け、アルテン・オールイー・デベロップメンツ・アメリカ(オランダ)に出資。また、再生可能エネルギー発電の拡大に向けて、同社が出資する北海道バイオマスエネルギー(上川管内下川町)の当別町でのバイオマス熱電供給プラント建設を決めた。これらの取り組みで約70億円の増益を見込む。
同社の20年3月期連結決算は、売上高が前期比0・5%減の7484億円、本業のもうけを示す営業利益は同0・5%増の424億円、営業外の損益も加えた経常利益は同8・1%増の326億円。純利益は19・5%増の267億円で3期連続増益となった。
















