道と札幌、小樽市は4月30日、新型コロナウイルスの感染者が新たに41人確認されたと発表した。クラスター(感染集団)が形成されている千歳第一病院(千歳市)や国立病院機構北海道がんセンター(札幌市)、介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」(同)での感染も拡大。札幌市では1日当たりの感染者数が27人と過去最多になり、医療提供体制も逼迫している。記者会見した秋元克広市長は「非常に危機感を強めている。大型連休中に感染が、さらに拡大することを懸念している」と話した。
札幌市の80代の男性と居住地非公表の90代の男性の2人が亡くなり、道内の死者は計29人になった。
千歳第一病院では、千歳、北広島市、胆振管内の20~100代の入院患者や看護師、看護助手ら10人の陽性が判明。これで同病院関連では計40人の感染が確認された。
北海道がんセンターでは、札幌市の20~30代の女性看護師3人と空知管内の男性患者の計4人が新たに陽性に。院内感染が拡大しており、感染者は71人になった。
茨戸アカシアハイツでは、札幌市の30~50代の介護福祉士4人と小樽市の100代の女性入所者1人が感染し、計40人まで増加している。
この他、札幌市交通局が地下鉄駅業務を委託する札幌市交通事業振興公社の50代の男性職員の感染が判明。道立道民活動センター(かでる2・7)の清掃業務を受託する担当者で、札幌市在住の70代女性の陽性も確認された。
道内の4月30日午後5時現在の検査状況は、累計検査人数が6892人。感染者は延べ767人(実人数762人)となり、退院を含む治療終えたのは253人。現在の患者数は485人で、17人が重症という。
















