母の日商戦 今年は分散化も 花屋や菓子店、品ぞろえ充実

母の日商戦 今年は分散化も 花屋や菓子店、品ぞろえ充実
母の日を控え、豊富な種類の花をそろえる花よし生花店=緑町

 10日の「母の日」を前に、苫小牧市内の花屋や菓子店で準備が進んでいる。定番のカーネーションやケーキ、チョコレートは例年、直前に売れる傾向にあるが、今年は新型コロナウイルス感染防止で混雑を避けるため、来店時期の分散化も予想される。各店はピークが早まることも見込みながら、母への感謝の気持ちを伝える品ぞろえに努めている。

 花よし生花店(緑町)では例年、1本200円~300円台のカーネーション、300円~500円台のバラ、200円~300円台のガーベラがよく売れる。色はピンクが人気。今年はクマの縫いぐるみに花をアレンジした3000円~5000円台の商品がお薦めという。

 商戦のピークは8~10日とみているが、航空便の減少で種類によっては早めの品切れも想定される。吉田正範代表は「店内が混雑しないよう対応したい。こういうときだからこそ、花を飾って癒やされてもらいたい」と話す。

 洋菓子店のパティスリーアリア(音羽町)は、イチゴショートに生クリームの花をあしらったケーキ(税込み3900円)や限定品の焼き菓子詰め合わせ(同1800円)を用意した。1個400円前後の小さなガトーショコラも喜ばれる。例年、常連客を中心に予約が入り、売り上げは母の日当日が一番多いという。

 特に、焼き菓子の詰め合わせは円形の包装容器に色鮮やかな花が印刷されており、鈴木正諭オーナーは「母親に普段言えない気持ちを伝えるささやかなお手伝いができれば」とほほ笑む。

 コープさっぽろパセオ川沿店(川沿町)は、6日から本格的に商戦を展開する。例年の人気は板チョコレートや花、ワイン、サラダ向け野菜など。家で過ごす時間が増え、父親と子どもで料理を作るなどのニーズも念頭に、2枚で900円台のステーキなど多様な品ぞろえを充実させる。

 来店客が「3密」を避けて一度に購入するため買い物点数がやや増える傾向にあるといい、同店の担当者は「日曜日(10日)の混雑を避け、金曜日や土曜日の売り上げが増えるのではないか」とみている。

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