苫小牧市は、旧宿泊施設のサイクリングターミナル(高丘)を無償で貸し付ける事業者を、プロポーザル(事業提案)方式で再公募している。事業者側の負担軽減に配慮して、前回より契約期間を延長し、老朽化した隣接施設の解体も認める。15日まで質問を受け付けるほか、参加の意向があれば市と調整の上、現地調査もできる。
同施設は緑ケ丘公園敷地内にあり、鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積約1500平方メートル。和室12屋と風呂、調理室など宿泊施設としての機能を備え80人が収容可能だが、運営が赤字となり2015年3月に閉鎖された。
市は19年2月、スポーツ合宿の誘致を狙い運営事業者を公募したが、1社も申し込みがなかった。市が提示した10年間の契約期間が、改修費用や手間に対して短すぎることや、隣接する旧ハイランドスポーツハウスが築50年と老朽化が激しいことなどが理由とみられる。
このため市は、貸し付け期間を22年間に延長。対象施設も旧サイクリングターミナルのみとし、旧スポーツハウスは市が費用を拠出して事業者に解体させる考えを示している。希望する事業者は7月1~8日に参加意向を示し、同27~31日の期間に事業提案する。市は9月に選定結果を公表。12月の市議会の議決を経て、年内の契約締結を目指している。
















