道内小中高 16日以降、分散登校拡大へ 地域ごとに柔軟対応

道内小中高 16日以降、分散登校拡大へ 地域ごとに柔軟対応

 鈴木直道知事は13日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大防止のための道内小中高校の臨時休校の対応について、16日以降は「分散登校の回数や内容の充実について学校再開に近い状態に推移するようにしたい」と述べ、道教育委員会に要請する方針を示した。

 道教委は31日まで休校を続け、6月以降の学校再開を目指して準備を進めている。知事は「分散登校は15日までは慎重な取り扱いを」と求めていた。

 知事は分散登校について、「当然のことながら地域ごとの感染状況や、それぞれの地域の教育委員会、首長との協議もある」と指摘し、全道一律ではなく「柔軟に対応していきたい」との姿勢を示した。

 また、オンラインを活用した授業を支援するために「ICT(情報通信技術)を活用したリモート学習についての応急対応マニュアルを作成した」と説明し、各校に「直ちに提供していく」と語った。

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