町内会や市民有志 マスク配布や寄贈の動き

マスクを袋詰めする町内会役員=東開町総合福祉会館

 新型コロナウイルス感染防止に欠かせないマスクを役立ててもらおうと、町内会や市民有志による配布や寄贈の活動が進んでいる。品薄感はやや緩和しているものの、十分に手当てできない人も多く、受け取った関係者は思いやりに感謝している。

 苫小牧市東開町の東開町内会(三海幸彦会長)は、開催中止を決めた今年7月の夏祭りの予算を活用し、1284世帯の会員すべてに不織布マスクを10枚ずつ配布する取り組みを進めている。

 インターネット注文で届いたマスクは町内の総合福祉会館に集め、町内会長の「ささやかですが、皆さんに喜んでいただけるものを考えた」というメッセージを添え、約10人の役員が手作業で袋詰め。上田勝雄副会長(75)は「今月中には全会員への配布を完了したい」と話す。

 一方、苫小牧市春日町の主婦、有川美紀子さん(67)と友人ら有志4人は14日、関係者を通じて市内宮前町2の錦岡保育園に布マスクを100枚寄贈した。自宅にあった布を使い、先月から作業を開始。カエルやヒヨコなどデザインを工夫して100枚を製作し、知人の紹介で同園への寄贈が決まったという。

 マスクは0~6歳児94人全員に配布され、園児たちも大喜び。斎野伊知郎園長(69)は「子どもたちのことを思って手作りしてくれた心遣いがうれしい。園児たちを守っていくために頑張りたい」と感謝の言葉を述べた。

 有川さんは「少しでも生活を明るくして過ごしてもらえたら」と話していた。

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