地域情報化計画まとめる 20年度から5カ年、20事業 AIで業務効率化など 苫小牧市

地域情報化計画まとめる 20年度から5カ年、20事業 AIで業務効率化など 苫小牧市

 苫小牧市は、2020年度から5カ年の新たな地域情報化計画をまとめた。AI(人工知能)など最新テクノロジーを生かした業務の効率化や利便性向上、セキュリティー強化へ20事業を盛り込んだ。

 市の最上位計画である総合計画のICT(情報通信技術)分野における達成目標の位置付け。(1)簡単・便利な市民サービスの拡充(2)スリムで信頼されるシステムの実現(3)安心・安全なシステムづくり―という基本目標を継承し、新規11事業を含む20事業を掲げた。

 (1)は、無料通信アプリLINE(ライン)などによる積極的な情報発信をはじめ救急対応における外国語翻訳機能、タブレット端末を用いた福祉サービス向上などに取り組む。キャッシュレス決済など行政手続きのオンライン化も推進する。

 (2)は、タブレット端末によるペーパーレス化などでコスト削減を促し、自治体間でのシステムの共同利用を模索する。AI技術などを用いて単純作業を自動化するRPA(ロボットによる業務自動化)の可能性も探る。

 (3)は、システム認証の強化や研修などを通じた情報セキュリティーレベルのアップ、行政データを遠隔地でバックアップする仕組みの研究に取り組む。15年3月に策定したICT部門の業務継続計画(BCP)の見直しも検討する。

 地域情報化計画は02年の策定以降、随時見直している。14~19年度の計画では全18事業のうち、BCP整備や地方税のオンライン手続きなど17事業に着手。文書管理システム構築の1事業だけは費用対効果を見込めず、中止とした。

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