苫小牧市樽前の市有樽前放牧場で21日、牛の受け入れがスタートした。初日は白老町の牧場が和牛を持ち込み。牛たちは広々とした放牧地で気持ち良さそうに走り、おいしそうに草をはんでいる。
同牧場は94.3ヘクタールの広大な敷地で毎年、5月10日から11月10日までの期間で市内外の牧場の牛を受け入れている。今年は市内1カ所から10頭、白老町2カ所から65頭を受け入れる予定。牛はすべて和牛で、ほとんどが妊娠中の雌という。
この日は午前9時ごろ、白老町の上村牧場がトラックで和牛5頭を運んだ。牛たちは密閉、密集、密接の典型的な『3密』で運ばれたためか、車から放されるとストレスを発散するかのように牧場内を駆け回った。
同牧場はこの日、複数回に分けて牛を運んでおり、飼育担当の石川亮太郎さん(32)は「おなかの中の子牛にとってもいい環境。伸び伸びと育ってもらいたい」と目を細めていた。
牛は10月末ごろまで受け入れる予定。別々川放牧場は今年も休牧している。
















