《4》斉藤歯科医院 身内を診るよう親身に 「生活の質」意識して治療

かかりつけ医として歯の健康をサポートする斉藤院長

 1964年10月に斉藤伸司院長(52)の父郁郎さんが苫小牧市内で開業。地域の人たちのために懸命に治療する姿に魅力を感じ、歯科医を目指して東京歯科大学に進学。卒業後は診療の最前線で経験を積み、31歳の時に故郷の苫小牧に戻った。

 集合住宅が多い地域性もあり、患者の多くはシニア層。20年にわたって歯の定期検診に訪れる人がいるなど、地域のかかりつけ医として重要な役割を担う。

 ニーズが高い義歯(入れ歯)づくりは細心の注意を払い、患者の体調も見ながらかみ合わせなどの微調整を重ね、最適なものを提供する。大切なのは装着感といい、「たった1本の髪の毛でも違和感を感じるほど口の中はデリケート。だからこそ丁寧さが大事」と思いを語る。

 経年で摩耗した義歯については定期チェックのほか、状態に応じて補修や交換を推奨。最近では歯茎部分にやさしいシリコン素材を使った義歯(自由診療)も選べるといい、クオリティー・オブ・ライフ(QOL=生活の質)を意識しながら治療に当たる。

 診療のモットーは「自分の身内を診るような気持ちで親身に対応すること」。4人のスタッフと共に患者一人一人の言葉に耳を傾け、しっかりコミュニケーションを取りながら歯の健康を支えている。

住  所…苫小牧市弥生町2の12の11

電  話…0144(72)5628

診療時間

  月~金 午前9時~午後6時30分

  土(第3土曜除く)

      午前9時~午後5時

   (午後0時30分~2時は昼休み)

※第1・2・4木曜と第3土曜、日曜祝日休診。予約制。

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