胆振海区の秋サケ定置網漁は10月31日現在、漁獲量は前年同月比22・3%減の120トン、漁獲高は4・7%減の1億1903万円にとどまっている。9月末時点のまとめから水揚げ量は上向かず、量、金額いずれも過去最低だった前年の同期を下回る厳しい状況となっている。
11日に胆振海区漁業調整委員会が公表した。
苫小牧、鵡川、いぶり中央、室蘭の4漁業協同組合の速報値で、漁が解禁された9月1日以降の累計速報値。いぶり噴火湾漁協を含めた漁獲量は19・1%減の148トン、漁獲高は1・5%増の1億4545万円、1キロ当たりの卸売取引価格は198円高の978円だった。
このうち、苫小牧は漁獲量が21・0%減の41トン、漁獲高が6・9%減の4120万円。鵡川は漁獲量が19・6%減の19トン、漁獲高が7・7%増の1881万円。1キロ当たりの卸売単価は、苫小牧は152円高の999円、鵡川が240円高の947円。
胆振海区の秋サケ定置網漁は前年、同委員会に記録が残る1997年以降、量、金額ともに最低を記録した。今年もすでに漁期は終盤に入る中、歴史的な不漁傾向が続いており、品薄感などから取引価格は上昇している。
















