長沼の人工湿地にタンチョウのヒナ 誕生は100年超ぶり

長沼の人工湿地にタンチョウのヒナ 誕生は100年超ぶり
親鳥2羽の間で巣周辺を歩くヒナ2羽(一般財団法人タンチョウ研究所提供)

 空知管内長沼町の舞鶴遊水地でタンチョウのヒナ2羽が誕生した。札幌開発建設部によると、空知管内でタンチョウのヒナが誕生するのは100年以上ぶり。「今後もタンチョウにストレスを与えず、安心して繁殖行動ができるように優しく見守ってほしい」と呼び掛けている。

 札幌開建によると、ヒナの誕生が確認されたのは5月24日。3月下旬から親のペアが営巣し、4月中旬に産卵したという。

 人工的な湿地環境での繁殖行動が観察されたことを受け、札幌開建などは「道内での生息分布推進に向けた大きな布石になる」としている。

 国や地方自治体はタンチョウ保護増殖事業に基づく保護や増殖の取り組みを進めている。舞鶴遊水地では2012年にタンチョウ2羽の飛来をきっかけに、地元の農業者が「舞鶴遊水地にタンチョウを呼び戻す会」を設立。16年度に北海道開発局、環境省、長沼町は「タンチョウも住めるまちづくり検討協議会」を設立した。

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