21~23年度公立高配置計画案 穂別の再編整備は保留 道教委 室蘭栄など7校1学級減

21~23年度公立高配置計画案 穂別の再編整備は保留 道教委 室蘭栄など7校1学級減

 道教育委員会は2日、2021~23年度の公立高校配置計画案を発表した。今回初めての発表となる23年度は、室蘭栄など道内7校でそれぞれ1学級減とする。また、21、22年度計画の変更では、千歳北陽の普通科フィールド制を22年度に総合学科に転換する。地域連携特例校の穂別など4校の再編整備は保留とした。

 23年度に1学級減となるのは室蘭栄のほか、小樽潮陵、市立函館、旭川北、旭川南、旭川永嶺、美幌(オホーツク管内)の6校。室蘭栄は、現在の普通科6学級を5学級とする。いずれも通学区域内の中卒者数、生徒の進路動向や学校の配置状況、在籍状況から判断した。

 また、北見市の留辺蘂(るべしべ)は募集を停止する。地域の中卒者数や学校規模、募集定員に対する欠員状況、地元からの進学率などを踏まえて判断した。

 再編整備が保留になった穂別など4校の地域連携特例校について、道教委は「地域における高校の教育機能の維持向上に向けた具体的な取り組みとその効果を勘案した」と保留理由を説明する。地域連携特例校は、他地域の高校への進学が困難な地域を抱えていることに加え、地元からの進学率が高い1学年1学級の高校で、5月1日時点の1年生の在籍が20人以下と、今後も生徒数の増加が見込めない場合に再編整備を進める予定だった。

 22年度に総合学科に転換する千歳北陽の普通科フィールド制は11年度に導入。人間環境・人文・社会情報の三つの探求フィールドを設定し、生徒の関心や進路希望に応じて自分のフィールドを選択し、キャリア教育の充実を図ってきたが、道教委は「同制度は普通課の特色を出し切るまでに至らなかった」とした上、「基礎的な知識、技能の定着や社会的、職業的自立に向けた能力を育成する学校に位置付け、専門教科も幅広く学習できるようにする」と総合学科への転換目的を説明した。

 21年度は苫小牧総合経済の流通経済学科が現行4学級から1学級減の3学級に減少するほか、苫小牧工業定時制の機械科、建築科の統合による工業技術科が新設されることが既に発表されており、変更はなかった。

 これらの配置計画案は7月に予定している地域別検討協議会での意見を踏まえ、9月上旬に決定する見通しだ。

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