駒大苫小牧高校(笹嶋清治校長)の卓球部で顧問を務める40代の男性教員が、大会などの遠征費用として保護者らから集めた個人負担金の一部を私的流用していたことが苫小牧民報の取材で分かった。不正使用したのは本来保護者らに返金すべき余剰金の一部で、現時点では2018年度と19年度の2年間分で96万9022円に上る。学校側は7日、同校内で同部の保護者を対象とした説明会を開き、経緯などを説明した。
関係者によると、同校卓球部は各種大会や合宿などで遠征する場合の交通費や宿泊代、大会参加費などについて、学校からの補助以外に参加する生徒の保護者から自己負担分を徴収。1回当たりの負担額はその都度、男性教諭が算出し、金融機関の個人口座に入金する形などを取っていた。19年度の1回当たり負担額は500円~6万円だったという。
自己負担金で余剰分が発生した場合、返金することになっていたが、男性教諭は私的に流用。19年度83万8622円、18年度も大会参加料として集めた13万400円を返金せず、遊興費やギャンブル、借金返済などに充ててきたことが分かっている。
7日に同校で行われた説明会には約50人の保護者が出席。笹嶋校長らが調査途中とした上で、これらの経緯を説明。男性顧問も出席し、保護者らに謝罪したという。
笹嶋校長は取材に対し「現在調査中で詳細は話せない。ただ、どんな理由があってもお金の不正利用は重く受け止めている。再発防止に努めたい」と説明。男性顧問の処分は「毎月末に開かれている法人本部の理事会に諮り、規定に沿って処分されることになる」と話している。
















