苫小牧市美術博物館の古文書解読講座初級編が7日、同博物館で始まった。全5回の予定だったが、新型コロナウイルスの影響で5月までの講座を中止としたため、全3回に縮小。感染対策に気を配りながら市民12人が受講した。
講師は同館の佐藤麻莉学芸員が担当し、リピーターも多い人気講座。参加者にはマスク着用を促し、室内の換気や受講者の座席を離すなどの対応も取り、病気や健康をテーマにした古文書も取り上げた。佐藤さんは古文書を読むポイントとして「読めるところから埋め、分からないところは飛ばす。よく出る崩し字を覚える」などと解説した。
参加者は、健康のための生活の留意点などを記した江戸時代の養生歌の読解などにも挑戦した。初めて参加した王子町の秋田美枝子さん(65)は「何て書いてあるのか分からなかった文章も、講義を聴くうち、いろんな発見があって面白かった」と振り返った。
佐藤さんは「分からないと思っていたことが、分かる面白さを感じてもらえるとうれしい」と期待を込めた。初級編は残り21日、7月5日の計2回予定されている。
















