苫小牧市真砂町の出光興産北海道製油所(澤正彦所長)は15日、4年に1度の大規模な定期補修工事、シャットダウンメンテナンス(SDM)を始めた。新型コロナウイルスの感染拡大防止策を徹底させ、作業員約1000人態勢で工事に入った。
SDMは国が法律で定める保安検査。同製油所は4年に1度プラントを止め、検査をはじめ連続運転で低下した装置の回復工事、性能強化などに取り組んでいる。今年はコロナの影響を踏まえ、工事を約25%縮小し、予定よりも2週間遅れでスタート。期間は1カ月間延長の6月中旬~9月中旬とし、作業を平準化させて人数を絞り込んだ。
動員する作業員は当初予定1万人を5700人まで削減。苫小牧入り2週間前から健康状態に問題がないことを確認している。主に胆振管内のホテルや旅館などに宿泊し、食事も原則、宿泊場所で取るなど、市民と接触を避ける配慮をしている。
初日は混雑緩和へ作業員約1000人を2グループに分けて午前7時50分、同8時50分に順次着工。自家用車や社有車で出勤した作業員は製油所向かいの専用駐車場に車両を止め、入り口のサーモカメラで検温してから入場した。同製油所は「コロナ対策に万全を期し、石油製品の安全供給に努める」としている。
同製油所は、電話で市民の質問を午前8時~午後8時に受ける。「お問い合わせセンター」 フリーダイヤル(0120)622625。
















