苫小牧市内の団体や飲食店が、新型コロナウイルスの感染対策に必要なマスクの提供を市民に呼び掛けている。募集しているのは政府が全世帯に一律2枚を配布している布製や不織布マスク、手作りマスクで、児童および高齢者施設、市内小中学校に寄贈する計画とし、有効活用に向けた善意の輪が広がっている。
苫小牧市社会福祉協議会は慢性的なマスク不足が続く保育、福祉施設などに提供する「マスクマッチング事業」を7月31日まで展開中。若草町の市民活動センターなどに寄贈ボックスを設置して布マスクを集めている。いずれも未使用が条件で、手作りマスクは消毒後に2枚1組で梱包(こんぽう)。予定数がそろい次第、順次必要とする施設などに贈る。
受け付けに当たっては男女平等参画推進センターや住吉コミュニティセンターが協力。市役所も本庁舎1階総合受付および4階健康支援課窓口に寄贈ボックスを設置している。また、澄川町のぱん工房むぎ麦も趣旨に賛同しており、全体では200枚以上が集まっている。
錦町の中華料理店廣明(ひろあき)も同様の取り組みを進める。未使用・未開封のものを今月30日までに100袋集め、7月中に市教育委員会へ寄贈する計画という。
店主の佐藤朗暢さん(42)は布マスクの有効活用を狙いに挙げ、「新型コロナの第3波に備えて小中学校で備蓄してほしい」と語る。月曜を除く午後5~10時の営業時間中に受け付ける。問い合わせは同店 電話0144(84)7249。
また、連合苫小牧も末広町の事務所内に寄贈ボックスを設置し、手作り品を除いた布および不織布のマスクの提供を呼び掛け中。立憲民主党道9区総支部と国民民主党道9区総支部も協力し、12日までに162枚が集まった。未使用・未開封のものとしており、今月30日まで集め、児童および高齢者施設、団体に届ける。受付時間は平日午前9時~午後5時。問い合わせは連合苫小牧 電話0144(35)0500。
















