勇払原野でオオジシギ調査 求愛行動など確認

勇払原野でオオジシギ調査 求愛行動など確認
オオジシギを観察する参加者(提供)

 日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリはこのほど、準絶滅危惧種の野鳥を観察する「オオジシギ調べ隊~勇払原野で再会しよう!」を苫小牧市内の勇払原野で開催した。今年1月にオーストラリアでオオジシギの調査などに参加した「調べ隊」の小学生ら5人と保護者12人が参加し、生態に触れていた。

 オオジシギはハトほどの大きさで、長いくちばしが特徴の野鳥。渡り鳥で4~9月は主に北海道の湿地帯で、10月~翌年3月はオーストラリアの東海岸などで過ごす。勇払原野は国内でも貴重な繁殖地で、調べ隊は今年1月、越冬地のオーストラリアを訪問し、調査活動に参加した。

 観察会は、越冬地との生態の違いや越冬地から長距離を渡り北海道に来ていること、繁殖地を保全する重要性を再認識してもらう目的で開催。参加者はマスクを着用し、一定の距離を保って観察するなど、新型コロナウイルスの感染防止に配慮しながら臨んだ。

 勇払原野の4カ所で観察。電信柱に止まる個体や、雌にアピールするため雄が独特の鳴き声を上げながら急降下する「ディスプレイフライト」などが見られた。参加者は「(オーストラリアから)渡ってきてここにいる。すごいね」と感慨深げだった。

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