任期満了に伴う厚真町長選が23日、告示された。4選を目指して立候補した宮坂尚市朗氏(64)は午前9時すぎ、町内のJAとまこまい広域前で第一声を上げ、出陣式に集まった約180人に「私と共に新しい厚真町の歴史を歩んでほしい」と支持を訴えた。
出陣式に先立ち、2018年9月の胆振東部地震で犠牲になった37人の町民に黙とうをささげた。この後、宮坂氏がマイクを握った。慰霊式、追悼式の際に「(遺族や関係者らに)亡くなった方々の夢や人生を背負っていく気持ち、日々の送り方にあしたへ立ち向かう意気込みを感じた。この町の復旧復興を改めてわれわれの手で成し遂げたいと思った」と自らの心情を明かし、町民の奮闘ぶりや全国から受けた支援など「寄せてもらった気持ちを受け止めて今日まで歩んできた。しっかりとしたビジョンを掲げ、次の目標を町民と共有することが大事」と述べた。
さらに震災を経て「大勢の支援者を得た。関係人口を拡大しながら、厚真町の潜在力、未来に向かって歩んでいく姿を示し、元気を発信していくことが恩返しになる」と語気を強め、「町民の気質を今こそ復旧復興に生かしていきたい」と訴えた。
立候補の届け出は午後5時に締め切られる。他に出馬の動きはなく、無投票当選の公算が大きい。
















