第77回北海道高校アイスホッケー競技選手権大会(帯広市)は17日、決勝戦が行われた。連覇を狙う駒大苫小牧は武修館と激闘。延長戦でも決着がつかず、3―3のままGWS(ゲームウイニングショット)戦に突入。最後は駒大苫の3人が決めて4―3で勝利。6大会連続33回目の優勝を果たし、苫小牧市で来月開催される全国大会(インターハイ)へ弾みをつけた。
▽決勝
駒大苫小牧 4-3 武修館
▽得点者【駒】中谷(三浦)中村(碇谷、伊部)三浦(柳田、岸部)中谷【武】関(佐野)石井(松田、小松田)小松田(角丸、松田)▽GK【駒】工藤【武】木村
ゴール守り続けたGK工藤
第1ピリオド、FW中谷が相手GKの動きを冷静に見定めてかわし、先制点を挙げるも、すぐさま右サイドからドライブされて失点。その後も両チームは点を取り合い、第2ピリオドまで3―3の同点と一進一退の攻防を見せる。
第3ピリオドは互いにゴールを割ることができずにスコアレスで、3on3の延長戦でも決着がつかずGWSへ。GWSでは固い守備でゴールを守り続けたGK工藤が4本中3本を防ぎ、勝利を呼び寄せた。













