24日からイチゴ販売 観光農園大地のトビラ 苫小牧

24日からイチゴ販売 観光農園大地のトビラ 苫小牧
ビニールハウス内ですくすくと育つイチゴ

 苫小牧市明徳町3のイチゴの観光農園「大地のトビラ」は24日、今シーズンのイチゴ販売を始める。甘さや食感などにこだわって選んだイチゴ5品種が続々と赤く実り、収穫の時を待っている。

 同農園は農業と福祉を融合させた農福連携施設を目指す就労継続支援B型事業所。今シーズンは障害のある11人が就労支援を受け、スタッフと一緒に「よつぼし」「章姫」「ベリーポップすず」などを栽培。年末の販売スタートを目標に作業を進めている。運営する「合同会社未来のトビラ」の三村雄平代表は「今年は実の付きも良く、順調に生育している」と手応えを語る。

 販売は原則、毎日午前9時~午後3時。28~30日と1月2~5日は正午まで。31日、1月1日は休み。数量限定で価格未定。購入希望者は事前に問い合わせを。菓子店やパン店などへの卸売りにも対応する。客が収穫できるイチゴ狩りは1月18日からの土日祝日に行い、要予約。

 同農園は障害者をはじめ、若者や高齢者などさまざまな人が集い、交流する新たなコミュニティーの場を目指し、2021年末にプレオープン。22年5月にB型事業所として栽培を本格化させた。イチゴのシーズンは12月~翌年5月で、夏にはトマトの販売も手掛けている。三村代表は「昨年は約100人にイチゴ狩りを楽しんでもらえた。今年はさらに多くの皆さんに喜んでもらえるよう、栽培場所を増やして対応に当たりたい」と話している。

 問い合わせは未来のトビラ 電話0144(61)7080。

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