10月の道内販売動向 スーパーなど3業態苦戦 コンビニ、ドラッグストア好調

10月の道内販売動向 スーパーなど3業態苦戦 コンビニ、ドラッグストア好調

 北海道経済産業局は、10月の道内百貨店・スーパー、コンビニエンスストア、専門量販店の販売動向を発表した。スーパーは3カ月ぶりに前年同月を下回る一方、コンビニは4カ月ぶりに前年を上回った。

 百貨店の販売額は152億7300万円となり、前年同月比で1.1%増加した。身の回り品が5.8%減と苦戦したが、主力の衣料品が1.2%増、飲食料品も1.5%増と堅調に推移し全体を引き上げた。

 一方、スーパーの販売額は690億5600万円にとどまり、前年同月比4.1%減。3カ月ぶりに前年を下回った。主力の飲食料品が3.1%減と低調に推移。衣料品も19.5%減、身の回り品も16.8%減と大きく落ち込んだ。

 コンビニの販売額・サービス売上高は前年同月比1・2%増の548億1200万円となり、4カ月ぶりに前年を上回った。

 専門量販店では、家電大型専門店の販売額は前年同月比13.8%減の102億4000万円にとどまり、4カ月連続で前年を下回った。ホームセンターも同6・5%減の109億4500万円となり、3カ月ぶりに前年を下回った。

 これに対し、ドラッグストアの販売額は265億6100万円となり、前年同月に比べ2.2%増加した。

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