年末年始予約前年上回る 航空各社 下りピークは28日

年末年始予約前年上回る 航空各社 下りピークは28日

 主要航空各社は年末年始期間(27日~来年1月5日)の本道発着路線の予約状況をまとめた。今年は9連休も可能な曜日配列とあり、日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、AIRDO(エア・ドゥ)はいずれも前年を上回る予約。新千歳―羽田線の下りはピークの28日、各便ほぼ満席となっている。

 23日の発表で、本道着の下りピークは28日、本道発の上りピークは来年1月4日(AIRDOのみ5日もピーク)。

 JALは、予約数が前年比9・0%増の22万2693人で、予約率が4・5ポイント増の82・5%。同社は「カレンダーの並びもよく予約は好調」と分析。新千歳―羽田線は予約数が9・4%増の9万3308人、予約率は2・0ポイント増の81・7%で、「下りピークの28日は全便満席」と説明する。

 ANAも、予約数が22・0%増の30万6896人、予約率が10・2ポイント増の84・3%。うち新千歳―羽田線は予約数が24・1%増の13万5554人、予約率が13・1ポイント増の87・3%。同社は「新千歳―羽田線が全体を引き上げた。28日の下りはほぼ満席で、キャンセル待ちも多い」と話す。

 AIRDOは、予約数が0・2%増の7万5438人、予約率が0・1ポイント増の88・2%。同社は「今年は日程がよく、年末年始前後の予約も順調」と分析。年末年始期間中、新千歳―羽田線で20便の増便を予定しており、「ニーズに合った設定で予約が伸びた」と手応えをつかむ。

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