道は27日、道内の16~22日の定点医療機関(223カ所)1カ所当たりのインフルエンザ患者数が42.78人となり、警報基準(30人以上)を超えたため、全道域に今季初めてインフルエンザ警報を発令した。
前週(9~15日、22.58人)から一気に20.20人増えた。定点医療機関から同期間に報告のあった患者数は9541人となった。
30保健所別では、江別の87.75人が最多。以下、苫小牧(79.00人)、千歳(73.38人)、札幌(63.52人)の順。道央圏が上位を占めた。17保健所で警報レベルを超えている。
道では(1)できるだけ人込みを避け、外出から帰ったら必ず手洗いを(2)人にうつさないため、発熱・せき症状が出た場合はマスクの着用を(3)適切な湿度(50~60%)を保つ―など基本的な感染対策を呼び掛けている。
















