参政党新人の田中義人氏(52)は27日、札幌市内で記者会見し、来年7月の参院選道選挙区(改選数3)に立候補することを正式に表明した。
田中氏は札幌市出身で、倶知安高卒。倶知安町議を3期12年務め、昨年4月の道議選後志区、今年10月の衆院選道1区に出馬したが落選。積極財政を推進する地方議員連盟共同代表も歴任。現在はニセコリゾートサービス社長を務める。
道庁で会見した田中氏は「倶知安町やニセコ地区は外国資本による土地の買収が非常に盛んな所」と切り出し、「ほぼ経済活動が外国のための地域になっている」と説明。「そういうことに非常に懸念を抱いている」と語った。「法律も他の先進国に比べ外国人の土地の取得にほぼ無制限」と指摘し、「今すべきことは日本が経済発展するために、資本、資源、需要をしっかり守ること」と強調。「この意見を国会へ持っていくため、参院選にチャレンジしたい」と抱負を述べた。
















