ホッコータルマエの絵馬を稲毛神社へ かんばやしまなぶさん 苫小牧

ホッコータルマエの絵馬を稲毛神社へ かんばやしまなぶさん 苫小牧
稲毛神社に奉納する絵馬とかんばやしさん

 とまこまい観光大使でシンガー・ソングライターのかんばやしまなぶさん(49)は、来年1月1~7日に川崎市の稲毛神社で行われる有名人慈善絵馬展に、苫小牧ゆかりのG1レース10勝馬ホッコータルマエの絵馬を出展する。臨床美術士で、実家が同馬の生産牧場の田中郁子さん(59)に制作を依頼。ホッコータルマエの勇姿とギターを手に笑顔で歌うかんばやしさんが描かれている。

 同展は芸能や文化、スポーツ各界の有名人が描いた絵馬を、入札で有料頒布。益金を社会福祉に役立てており、累計売上げは5000万円以上。今年も歌手の五木ひろしさんや柔道家の吉田秀彦さん、俳優の伊藤かずえさんらが絵馬を寄せている。

 かんばやしさんは2016年、ホッコータルマエが川崎競馬場のG1レースで10勝を挙げた際、自作の応援歌「ダートの星輝け!ホッコータルマエ」を歌った。この縁で同神社から依頼を受け、17年から出展を続けている。

 絵馬の大きさは20センチ×30センチ。真っ赤な背景と「2025年 飛躍の年へ」というメッセージとともに、ホッコータルマエが未来を見詰めるような姿が印象的。来年60歳を迎える田中さんは「還暦カラーの赤」で情熱や明るさを強調し、「ホッコータルマエの産駒にとっても飛躍の年となるよう期待を込めた」と語る。

 かんばやしさんは今月16日、新冠町で暮らすホッコータルマエを訪ね、「改めて元気な姿を確かめることができた」といい、「絵馬を見た方が苫小牧に興味を持って足を運んでくれるきっかけになるとうれしい」と話した。

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