北海道の空の玄関口・新千歳空港で4日、年末年始をふるさとや行楽地で過ごした人のUターンがピークを迎えた。朝から国内線の出発ロビーは旅客らでごった返し、家族らを見送る光景が広がった。
搭乗などの手続きに長蛇の列ができ、帰途に就く家族らを囲むように歓談の輪ができたり、お互いに手を振り合ったりする姿が見られた。大みそかから江別市の祖父母宅で過ごした東京の小学生高野璃人君(9)は「雪だるまを作って、そり滑りもして、楽しかった」と笑顔で飛行機に乗り込んだ。
日本航空(JAL)、全日本空輸(ANA)、AIRDO(エア・ドゥ)によると、本道発の上りピークはこの日がピークで、主力の新千歳―羽田線は多くの便で満席となっている。
















