市民に開かれた市議会へ 正副議長が新年の展望語る

市民に開かれた市議会へ 正副議長が新年の展望語る
新年あいさつで来社した、右から藤田議長、岩田副議長

 苫小牧市議会の藤田広美議長と岩田薫副議長は6日、新年あいさつで苫小牧民報社を訪れた。大規模災害など有事に備え、市議会業務継続計画(BCP)を昨年策定したことを説明し、藤田議長は「より良いBCPにしていてく」と意欲を見せた。

 市議会BCPは、災害時などに議会機能の維持や早期回復を図り、市民の安全確保や災害復旧につなげるため、議会や議員、議会事務局の行動指針を定めたもので、昨年11月に策定。藤田議長は「2月にも訓練を行いたい」と述べた。

 また、昨年12月の市長選で投票率が4割を下回ったことなどに触れて、「市民に開かれた市議会と感じてもらえるよう取り組み、主権者教育も進めていけたら」と展望。議会のさらなるICT(情報通信技術)化、各委員会の質問時間の不公平感解消などに取り組む姿勢も示した。

 岩田副議長も、昨年は議員報酬が約30年ぶりに引き上げられたことを振り返り、「議会改革をまだまだ進めていかなければ」と決意を新たにした。

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