道内の経済界も6日、大半が仕事始めとなり、2025年の業務を本格的に始動させた。札幌市内の金融機関のトップも、役職員らに年頭のあいさつを行った。
北洋銀行は北洋大通センターで新年交礼会を開き、津山博恒頭取が役職員に対し年頭あいさつした。「昨年は職員一人ひとりの努力により、当行は着実に成長した」と切り出し、今年は「私たちを取り巻く環境が大きく変化する」と指摘した。
特に北海道における「先端半導体工場(千歳市のラピダス)の稼働開始やGX事業進展」を挙げ、「これらは地域経済にとって、大きな転機を意味する」と強調。「今年も力を合わせ、地域に根差した銀行として、持続的な未来を築いていこう」と呼び掛けた。
北海道銀行の兼間祐二頭取も役職員向けに年頭あいさつ。昨年について「当行においては、将来を見据えた施策に取り組むことができた一年だった」と振り返り、セイコーマート約600店舗に「道民のATM」を設置し、道内金融機関の中で随一のATM台数になったことを説明。「私たちは多くのお客さま、地域、株主の皆さまに支えられて現在に至っているという感謝の思いを忘れずに、新たな一年を迎えたいと思う」と述べた。
















