苫小牧市は7日、イオンモール苫小牧で「新春!ゼロカーボンまつり」を開催した。SDGs(持続可能な開発目標)推進事業の一環で、市民らが市職員の講演や「ゼロカーボンかるた」を通じ、日常生活の中でできる省エネ活動を学んだ。
午前の部には約50人が参加。講演は市ゼロカーボン推進室の池田弥希主事が講師を務め、脱炭素社会実現に向けて家庭でできることを「冷蔵庫、壁際ぴったりやめるべし」などとアピール。「壁際に置くと放熱するスペースがなくなり、冷却機能が十分に発揮されず余分な電力を消費してしまう」と解説した。
講演後は、昨年市が独自に作成した地球温暖化防止や環境問題について考えるゼロカーボンかるたの体験会を実施。参加者は「ニュースみて ちきゅうのいまを まなぼうよ」「ねこだっこ ゆたんぽがわり あったかい」といった句が読み上げられると、体を乗り出して札を取り合った。
会場には、市の公式キャラクターとまチョップの顔がプリントされた「だるま落とし」など親子で楽しめるアトラクションもお目見えした。
ゼロカーボンかるたを楽しんだ澄川小学校5年の佐藤一凪君(10)は「難しかったけど、勉強になった。テレビの消し忘れに気を付けるなどエコを心掛けたい」と述べた。
















