苫小牧市内の今冬(2024年度)の水道管凍結件数は7日時点で138件(速報値)に上り、すでに2023年度(12~3月)の143件に迫る勢いだ。市水道窓口課は一日の最高気温が0度未満となる「真冬日」が3日以上続くと水道凍結の危険性が高まるとし、市ホームページやSNSで注意喚起している。
同課によると、24年12月の凍結件数は60件で、前年同月の58件とほぼ変わらなかったが、1月に入って急増。7日までに78件と前年同月の42件を大きく上回った。特に、最高気温が氷点下0・7度だった4日は35件と集中した。同課は「水道凍結が多発すると業者への問い合わせが殺到し、復旧まで時間がかかる。水抜きなどの対策の徹底を」と呼び掛ける。
市はホームページに実演動画を掲載し、水抜きの方法を紹介している。寝る前や外出の際の「2分でわかる 簡単にできる水抜き動画」や、一般家屋、アパートなどタイプ別の水抜き方法も公開している。
















