苫小牧ケーブルテレビのアナウンサー佐々木夏美さん(39)は10日、イオンモール苫小牧(柳町)で「110番は正しく使って」と買い物客らに呼び掛けた。「110番の日」に合わせて苫小牧署の一日署長に任命され、同署の地域課職員10人らと共に適正利用をアピールした。
道警のマスコット「ほくとくん」と市の公式キャラクター「とまチョップ」も登場。佐々木さんは自転車のワイヤーロックを配布しながら「盗まれた自転車の約7割は無施錠。できればツーロックを」と多発する自転車盗にも注意を促した。
同署の屋代圭介地域課長(49)は、落とし物や相談事など不適切な110番は緊急通報の妨げになるとして「緊急性の低い内容は#9110に」と訴えた。
子どもたちが警察官の仕事を体験するパトカー乗車コーナーや指紋採取コーナーも展開。指紋採取を体験した拓勇東町の古屋緋莉ちゃん(6)は「間違い探しみたいでおもしろかった」と笑顔を見せ、姉の陽莉さん(9)と一緒に「110番は困っている人がかける番号」と話した。
















