はたちを祝う会が開かれた12日、苫小牧市表町のグランドホテルニュー王子には着付けやヘアセットをするための特設会場が設けられた。早朝から多くの女性が足を運び、華やかな振り袖に身を包んだ。
野村呉服店(表町)は約150人の着付けを担当し、はたちを祝う会の会場・市民会館にも臨時着付け場を開設した。約40人のスタッフが手分けし、午前5時半から作業。「苦しくないですか」などと気遣いながら手際よく着飾り、晴れ舞台に送り出した。
野村雄介社長(40)は「はたちを祝う会は大切な節目であり、お手伝いできて光栄」と話した。
鮮やかな青色の振り袖に身を包んだ有明町の専門学生後藤藍李さん(20)は「一生に一度の晴れ舞台で着られてすごくうれしい。式が始まる前に、お世話になった親族らに披露し、お礼を言いたい」とほほ笑んだ。
















