スケートまつり支援隊が着隊 雪の滑り台を制作

スケートまつり支援隊が着隊 雪の滑り台を制作
雪の滑り台制作を担う陸自隊員が着隊=14日午前8時ごろ

 2月8、9両日に苫小牧市若草町の中央公園をメイン会場に開かれる第59回とまこまいスケートまつりに向けて、雪の滑り台制作を担う陸上自衛隊第7師団第73戦車連隊(恵庭市)による「とまこまいスケートまつり支援隊」が14日、着隊した。

 滑り台のサイズは、長さ約28メートル、幅約16メートル、高さ約4・9メートルの予定。雪は約1500立方メートルを使う予定で、千歳市の東千歳駐屯地などから運ぶ。2月上旬までに完成させる予定だ。

 14日に同公園で着隊式を行った。支援隊の隊員36人が整列する前で、同まつり実行委員会の高橋明利雪像部総括副部長が「作成してもらう『ちびっこ滑り台』は子供たちが楽しみにしている。地域のにぎわい創出に期待している」などと激励。実行委が差し入れの目録を手渡した。

 滑り台の制作は、寒い中で作業する冬季訓練を兼ねた機会にもなっている。同支援隊の樋笠誠智作業隊長は「市民と関わりを持てる機会。自衛隊への理解を深めてもらえたら。初めて参加する隊員もいるので安全に作業したい」と意気込んだ。

 隊員らは早速、資材運搬などの準備作業に取りかかった。制作作業ではこの他、雪の運搬に隊員12人が従事する予定になっている。

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