多様な性が認められる社会の在り方を考える展示が、苫小牧市役所1階ロビーで行われている。誰もが働きやすい職場づくりを評価する「PRIDE(プライド)指標」で、市が昨年11月にゴールドとレインボー認定を受けたことや、婚姻関係を結べない同性カップルの関係を公的に認めるために市が導入しているパートナーシップ制度などを紹介している。20日まで。
市は2023年1月に同制度を導入したことにちなみ、昨年から1月に「にじいろ週間」を設定し、啓発を強化している。今年は14~20日を同週間とし、同制度やプライド指標の解説、LGBTに代表される性的少数者が暮らしやすい社会の実現を目指した市の取り組みなどを紹介している。取り組みにちなんだ、とまチョップの塗り絵も配布している。
市立中央図書館と東開文化交流サロンでも同週間中、関連本を展示。ネピアアイスアリーナではシンボルカラーの虹色に建物を光らせるレインボーライトアップも行う。
市協働・男女平等参画室は「にじいろ週間をきっかけに、多くの市民に多様な性に関心を高めてもらえれば」と話す。
















