給食費6年ぶり値上げ 物価高騰で来年度から 苫小牧市

給食費6年ぶり値上げ 物価高騰で来年度から 苫小牧市
給食費の値上げを決めた臨時理事会

 苫小牧市学校給食会(福原功会長)は14日、臨時理事会を市職員会館で開き、市内小中学校の給食費を2025年度から値上げすることを決めた。小学校は現行の月額4500円から680円値上げして5180円(15.11%増)に、中学校は同5250円から790円上げて6040円(15.04%増)にそれぞれ改定する。物価高騰に伴う値上げで、改定は6年ぶり。

 道内の24年度の食料品価格は前回値上げをした19年度に比べ23・6%上昇。中でも米やパンなど主食の上昇が著しく、小学校が1食当たり17・08円、中学校は19・32円アップ。上昇分を副食で調整し、1食の合計を小学校で271円から284円、中学校で316円から329円と、いずれも13円のアップに抑えていた。

 9月に実施された保護者アンケートでは、内容の充実を前提とする回答を含め値上げを容認する人が小学校87・25%、中学校87・03%と8割を超え、同会も「子どもたちの健康増進のためにも、値上げは妥当」と結論付けた。

 一方、値上げに当たっては「栄養バランス」を重視し、副食に充てる割合を19年度の金額に戻すことで献立の充実を図る方針を示した。主食の上昇分を副食で減額してきたため、生徒や保護者から「おかずが少ない」という意見が多く寄せられ、課題となっていた。

 同会は25年1月までに、各校の保護者に改定の理由を説明するとしている。

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