北海道中途難失聴者協会・苫小牧支部(清野三男支部長)は19日午前10時から、苫小牧市民活動センターで、障害特性を学び、日常生活の中でちょっとした手助けをする「あいサポーター」の養成講座を開く。会員外の一般市民の受講も可能で、聴覚障害者向けに音声言語を文字にして伝える要約筆記通訳も行う。
共生社会の実現を目指し、あいサポート運動を進めている市の出前講座を利用した取り組み。DVDの視聴を通してさまざまな障害特性や、それによって生じがちな困り事、どのような手助けを必要としているかを伝え、簡単なあいさつなどの手話講座も行う。受講者にはあいサポーターの証として、ハート形のバッジが贈られる。
同会は中途失聴者や難聴者、援助者でつくる組織。聴覚障害は見た目では分かりにくいことから、障害への理解を広げる啓発活動にも取り組んでいる。その一環で2022年にあいサポーター養成講座を実施し、今回で2回目。
受講無料。定員20人。申し込み、問い合わせは同会の荒井さん 携帯電話090(5987)9507。
















